2013年2月25日月曜日

音声認識の魅力とは? 「バイナリー ドメイン」の体験版で遊んでみた _1

 「龍が如く」シリーズを開発してきた,龍が如くスタジオの最新作,IXA RMT,「バイナリー ドメイン」( / )が,2月16日(木)に発売されるわ。  これ,龍が如くスタジオが初めて手がけるTPSね。え? 「」もTPSだったって? それはちょっと違うのよ。あれはあくまで,龍が如くの世界観の中で楽しめる「ガンショットバトル」がTPSっぽい味付けになっていただけで,ジャンルとしてのTPSではなかったわけ。まあ定義の話をし出すと長くなるからこの辺にしておいて……。  実は私,TPSもFPSもそんなに得意じゃないのよ。だけど,龍が如くシリーズは好きだから,龍が如くスタジオの新作と聞いたら気になってくるわけ。……ってことで,先日(2月1日)配信がスタートした,を遊んでみたの。  バイナリー ドメインは,実際にヘッドセットを装着することで,自らの音声を使った操作も一部可能になっているんだけど……まずは,その様子を撮影した動画を用意したので,ご覧くださいな。  プレイしていて印象に残るのは,何といってもマイクを使った仲間達とのやりとり。  戦闘中は「撃て」や「援護しろ」「下がれ」といった具合に,戦況に直接影響を与える指示を仲間に出すことができるし,それ以外にも特定のシーンでは,仲間からの問いに対して肉声で選択肢をチョイスしたりもできる。  これがとてもいい感じなのよ。何がいいって,没入感。普通にボタンを押して選択するのと比べて(もちろんボタンを押して選択することも可)自分の声で指示を出したり会話をすることで,バイナリー ドメインの世界に入り込むことができるの。  事前に情報として知ってはいたんだけど,実際にやってみたら想像以上に引き込まれる感覚を味わえたわ。  なので,ついつい戦闘中に男性キャラに「愛してる」って告白してみちゃったり,「アホ」って罵るプレイに挑んでみたりもしてしまった次第。「愛してる」に関しては軽く流され,「アホ」に関してはキレられて終わったけれども。要するに,リネージュ2 RMT,発した言葉に対するリアクションがバッチリってことね。  必ずしも重要とは言い難いやりとりすらも,仲間との信頼関係を深めるのに一役買っていて,それが後々の展開に影響を与えるっていうんだから軽口はたたけないわね。  ……まあそんな堅苦しいことを言わなくても,単純に会話が楽しいって言ったほうが伝わるかしら。もちろん,会話とはいっても当然認識してくれない言葉のほうが多いんだけど,それを踏まえても,実在しないはずのゲイム中のキャラクターと会話ができるっていうのは,素直に凄いと思うわ。  そして! TPSが得意じゃないはずの私でも,ストレスなく楽しくプレイできたってことも言っておきたいわね。これも実は特筆すべきことだと思う。  自慢じゃないけど,私,FPSやTPSの類って,プレイしていても長続きしないのよ。最近のはリアルすぎて怖くなったりするし。でも,バイナリー ドメインではそこまでの恐怖を感じなかった。  これに関しては,敵が人間ではないっていうのも関係あるかもしれない。どちらかというと,リアルというよりもエンターテイメントに寄った作りな気がするわ。これが褒め言葉になるのかどうかはヤってみて判断してほしいけど。  ただ,私のようなタイプでも,爽快感を味わえるプレイ感覚だってことは言えるんじゃないかしら。とかなんとか言って,EASYモードでヤってたからそこまで偉そうなことは言えないんだけどね。テヘ。  あと,体験版では分からないけど気になる点として,たぶん壮大でメッセージ性のありそうなストーリーも期待が持てる点だわね。  まさに,龍が如くスタジオが得意とする部分ね。「おいおい! 体験版だけでなんでそんなストーリーが楽しみだなんて言えるんだい?」って思ったお方,落ち着かれい。男の根拠はあるんですよ。  というのもね,仲間のキャラクターがめちゃくちゃタってるの。声優さんの力も大きなところだろうし,自分も肉声で会話しちゃってるって効果もあるでしょう。とにかく存在感が凄いのよ。  体験版なんて,ほんのさわりに過ぎないっていうのに,ちゃんと感情移入できちゃうくらい,出てくる人物に魅力があるわ。だから,彼らが織りなすストーリーにも期待が持てそうだなって話。  そんなこんなで,「龍が如くは好きだけど,本格的なTPSはちょっと……」っていうあなた! そこのあなたですよ! 騙されたと思って! とにかく体験版をプレイしてみてくださいな。無料だし。どうせなら,ヘッドセットも使ってみてね。持ってなかったら,ボタンを押しながら喋ればよろし。
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