。 筆者の場合"超能力" ",ドラクエ10 RMT;サイキック"というキーワードで,いの一番に「幻魔大戦」が,いの二番に「童夢」が,三番目でやっとこさゲームの「サイキックフォース」あたりが思い浮かぶわけだが,本作のアクション部分はやっぱりサイキックフォースを彷彿とさせるものだ。 空を飛べば360度自由自在に動き回れ,まぶしいエフェクトと共にガンガン特殊能力を振るう。もちろん3D空間で敵と戦うことになるので,「バーチャロン」と同じように敵のターゲットなども重要な要素となる。アニメチックなパッケージイラストとは裏腹に,お手軽アクションゲームとは対極にある,実に玄人好みの戦闘を味わえるのだ。というか,筆者の不器用さを差し引いても,正直にいうとちょっぴり難しい感じ。 で,本作のウリでもあり,玄人好みの難度と高いリプレイ性を提供しているのが,300以上も用意された"スキル"の存在だ。 スキルは"種別"と"系統"に大別され,種別は攻撃/守備/消去/状態/特殊/環境,系統は念動/光学/自然/気功と,それぞれ属性を持っている。念動系の攻撃は近中距離において有効なものが多く,光学系は守備系スキルが多い,といった具合である。戦闘では,プレイヤーはフィールドの決まった場所に出現するカプセルを"キャプチャー"(A/B/Y/Xのいずれかのボタンに割り当てる)することで,スキルを使用可能にする。詳しくは後述するが,出現するカプセルの種類は基本的にランダムだ。 そのため,戦闘はまずカプセルを取得してスキルを使用,使用回数の決まったスキルを使い果たしたら,再出現しているカプセルをキャプチャーして戦闘へ,という流れになる。すごく面倒に聞こえるかもしれないが,15秒間で再出現するカプセル(スキル)をいかにうまく選んで戦うかといったことも,本作の重要な要素なのだ。 そして序盤はともかく,"アーセナル"と呼ばれるスキル群選択のファクターが登場した段階で,本作はグッと奥深く,そして面白くなってくる。敵の得意な攻撃方法に合わせて近/中/遠距離の攻撃スキルを選択したり,DQ10 RMT,あらかじめスキルの種別と系統を選択しておくことで,ある程度カプセルの出現確率をコントロールすることもできる。これがカードゲームにおける"デッキ"の構築同様にあーでもないこーでもないと頭を使う部分で,実に面白い
関連トピック記事:
0 件のコメント:
コメントを投稿