2013年3月1日金曜日

[E3 09]映画ゲームと侮ることなかれ。なんとも面白そうな「The Ghostbusters The Game」がいよいよリリ

 往年の名作アクションコメディ映画「ゴーストバスターズ」をゲーム化したAtariの「」が,SCEブースでプレイアブルで展示されていた。6月中旬のリリースを控え,すでにマスターアップされており,今回遊べたのは発売されるものと同じバージョンだと思われる。  当初「なんだ,今さらゴーストバスターズをゲームにするなんて」と,よくある映画原作ゲームの一つだろうと馬鹿にしていたのだが,遊んでみると物理効果を活かしたプロトンガンの放出や,ゴーストの生け捕りが非常に面白く,楽しい作品に仕上がっていたので報告しておきたい。  ニューヨークに溢れ出したゴースト達の駆除に乗り出す3人の若い博士を描いた映画ゴーストバスターズは,第1作が1984年,第2作目が1989年に劇場公開されて,世界的な大ヒットとなった作品だ。ゲーム版のThe Ghostbusters The Gameは,レイ役を演じたコメディアンであり,脚本からプロデュースまで務めていたダン?エイクロイド氏が監修を手掛ける,正真正銘の続編という位置づけである。  会場では試遊台によって,遊べるミッションが違っていたが,筆者が試してみたのはホテルの上階に居座る“フィッシャーマン?ゴースト”を退治するというものだ。プレイヤーは,ゴーストバスターズに入隊したばかりの若手バスターという役どころだが,ホテルの階段を上がっていくとフィッシャーマン?ゴーストのために階段が崩れてしまい,自分一人で対決しなければならないという状況になってしまった,ドラゴンクエスト10 RMT。  フィッシャーマン?ゴーストを見つけると,突然フロアが水浸しになり,周囲にはサンゴが乱れ咲く。そこからカニのような小型ゴーストがわらわらと現れ攻撃してくるので,それに向かってプロトンガンを放出しまくるのである。フィッシャーマン?ゴーストをトラップに掛けるためにプロトンパックを投げつけるが,見つけても高速で逃げていくので,なかなか捕まえられない。まだ見習いバスターらしくプロトンガンの狙いもつけ難く,あたりの家具を壊したり,壁を焼け焦げさせたりして右往左往するのだ。 「形ある物みな壊れる」とはベンクマン博士の名言  よく仕組みはわからなかったが,家具をなぎ倒すとプレイヤーにお金が貯まっていくようになっていた。ある程度貯まるとプロトンガンやほかの装備に投資可能で,そうやってプレイヤーキャラクターが少しずつ成長し,より大きなゴーストに立ち向かえるようになるのだろう。  本作を開発するのは,「BloodRayne」などを始め開発能力の高さで知られるテキサスの開発チームTerminal Realityだ。ソニー?コンピューター?エンターテイメントのヨーロッパ支部の目に留まり,ドラクエ10 RMT,本来ならPCやXbox 360,さらにはWiiやDSでもリリースされる予定だったものの,ヨーロッパとオーストラリアではPLAYSTATION 3エクスクルーシブで販売されるタイトルとなっている。北アメリカでは,ほかのバージョンも販売される予定。日本でも映画の知名度は抜群のはずだが,まだ販売を手掛ける代理店が決まっていないのは,少し残念だ。
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